ひとつひとつ

ひとつ ひとつ
桜の花は 懸命にひらいていく

その ひとつひとつを
初めはみていたのに
三分咲き
五分咲き と 進むにつれて
視点は
花のひとつひとつから遠ざかり
木全体をみるようになる
.
さらに 
その場の何本かの木を
ひとまとまりとしてみるようになる

そして
花のひとつひとつが
どんな形で
どんな構造になっていたのかということさえ
忘れてしまう

それでいいのか?

多分サクラは それでいいと言う
そして 
多分ヒトは それではイヤだと言う と思う

きっぱりとした桜
とにかく認めて欲しがるヒト
ヒトであるワタシ…… .

。まみつぶ 。⚪︎。

いいこと いつでも いっこでも 空 雲 風 月 星 木 花 子ども ・・・ 天を舞う光の粒々からのメッセージ ワタシはそれを 言葉にして、音にして、宙に放つ しあわせも よろこびも いつでも あなたの周りに溢れている

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