自分という器を

宮崎日向  大御神社
石の鳥居の先に広がる
広大な平かな海
空につながり
泳ぐ雲は海に還り
白波の飛沫となって砂地に染み込む

この大きな循環の中に
トンと置かれた
自分 それは 器
何かが入り 溢れ 出てゆく
また入っては 溢れ 出てゆく
くり返し くり返し くり返す

天 空 海 波 
砂浜 土 木 草 自分
ひと続きの大きな輪の中を
何か尊いものが
通り抜け くぐり抜け 
流れゆく

通り抜ける時
すべては光る
闇の漆黒は深まる
雲は踊り 風は舞い
生命は歌い よろこぶ
それぞれの表し方で
自分の器を響かせて
歌をうたえ
自分の器を存分に使って
人に喜びを
自分という器を
……

。まみつぶ 。⚪︎。

いいこと いつでも いっこでも 空 雲 風 月 星 木 花 子ども ・・・ 天を舞う光の粒々からのメッセージ ワタシはそれを 言葉にして、音にして、宙に放つ しあわせも よろこびも いつでも あなたの周りに溢れている

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