神渡先生

先月初旬から入院されているとお聞きして以来
ずっと 
もう一度お元気になられることを
せめて意思の疎通ができるようにと
毎日祈ってきたけれど
起きて、と呼びかけてきたけれど
聞き届けられなかった

五月一日の朝七時九分
天に召されてしまいました

ほんとうの神様になってしまわれた
やり取りさせて頂いた
メールの数々
手紙やはがき
LINEの往復
本になる前の原稿

目の前の人への思いやり
弱いものへの慈しみのこころ
引きずりながらであっても
ご自分の脚で つねに
一歩一歩と前へ進む
人前憚らず涙にむせぶことも度々
目の前にゴミが落ちていたらさっと拾う

目を細めてやさしく微笑みながら
ああ、そうですか、そうですかと
どんな話も受け止めてくださった
たくさんの素晴らしい言葉を教えてくださった
多くの素晴らしいお方とのご縁を繋いでくださった
まさに 神様からのメッセージを
一人ひとりに手渡ししてくださった
その日は
先生、今日から五月ですよ
清々しく美しく明るく元気あふれる五月ですよ、と
朝からずっと呼びかけていた
先生からのご縁で知り合えたフランス在住のJouan美智子さんに
サボテンの詩を書いていた
三遍できて、送って、
先生にも読んでいただきたいと思っていた
詩を広げたままマンドリンを弾き始めた夕方
知らない番号からの電話が鳴った
やはり先生からのご縁で知り合えた西澤さんからの電話だった

 今朝7時に先生がお亡くなりになりました 
病院での約ひと月
先生は大いなる存在とどんな交信をなさっていたのだろうかと思う
3年前は、リハビリ中の病院での嵐の晩、
轟く稲妻に再び起き上がり最後の使命に生きる力を授けられたとお書きになっていた
今回は、天の方からお呼びになったのではないだろうか

ーーもう十分にがんばったよ

 でも、私にはまだやりかけの事があります

ーーここまででいいんだ こちらへいらっしゃい
あなたの労を労いたい人が褒め称えたい人がたくさん待っていますよ

 私にとってももっとお会いしてお話ししたかった方ばかりですが、でもまだこちらにも私を待ってくださっている人がいます。その方たちと約束していることもいくつもあります。そこまでがんばらせてくださいませんか。

ーーここまでだよ あなたの役目は
ここから先はその方たちの領分です
あなたには、こちらから見守り、見えない文字と聞こえないことばで本当に大切なことを伝えるという、次のステージの役目があるのです
あなたの愛する人たちがそれを受け取れないとあなたは疑うのですか
彼らを信じなさい
あなた自身が次のステージで発揮する力を信じなさい
さぁ、こちらへいらっしゃい
私たちの仲間として、あなたを迎えます


どんなやり取りがあったかはわからないけれど
先生は天に召された

先生が送ってくださった
たくさんのものを抱きしめて、
これからも常に見守り
投げかけてくださるものを感じ取って、
生きていこう
いつか再びお会いした時
満美さんもがんばりましたね 
と仰っていただけるように
生きていこう

野の花に、揺れる草に、萌える若芽に、
やさしい大木に、広い空に、
静かな月に、星に、
先生からのメッセージを
これからも受け取ることができますように

先生、これまでありがとうございました
これからもよろしくお願いいたします

。まみつぶ 。⚪︎。

いいこと いつでも いっこでも 空 雲 風 月 星 木 花 子ども ・・・ 天を舞う光の粒々からのメッセージ ワタシはそれを 言葉にして、音にして、宙に放つ しあわせも よろこびも いつでも あなたの周りに溢れている

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