みずから おのずから
一週間ぶりに通った
道の梅の蕾
ほころび始めたのが二つ
春になった 春が来たと
さわぐことなく
ひとーーつ ひとつ
よい頃合いに
にっこりほほえむ
みずからではなく
おのずから
おのずからであるけれど
みずからの意思
あってこそ
生きることはすでに歓び
さらに
努力し続ければこその
よろこびも ある
目にする世界が自分の心の投影ならば
情熱に心燃やして生きていたい
ひらこうと
心膨らませ待つ蕾
はるよこい はやくこい
おうちのまえの 桃の木の
つぼみもみんな ふくらんで
はよ咲きたいと 待っている
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