てっぺんに伸びた枝先
てっぺんに伸びた枝先は
いつもどんな気持ちでいるのだろう
ちょっと誇らしい
でもそれ以上に
気持ちは常に張っていて
緩まることがない
葉っぱたちの様々な声が聞こえても
それが賞賛であっても
やっかみであっても
気に留めず
惑わされず
天に向かって
天との約束をただ果たすのだと
その使命、志を胸に抱き
一心に
一途に
ピンと背筋を伸ばす
天を仰ぐ
てっぺんに伸びた枝先を見上げ
見つめ
枝先の気持ちに想いを馳せる
できるものなら
枝先の気持ちに溶け込みたいのだが
「徳は孤ならず 必ず隣あり」
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