空が雲が
ちぎれ雲の手前を
薄く筋状に広がった雲が
長く尾を引くように渡っていくよ
古事記で学んだ長鳴鳥の話を思い出す
鳴き続けている声を忘れないで
雲が語りかけてくる
コロナの第一波が通り過ぎようとしている
元どおりではない新しい世界を
私たちは
生きていこうとしている
空を見上げること
小さな野花を愛でること
支え合うよろこび
離れていても感じ合うつながりを
忘れないで
苦しみの向こうにこそ
怺えたあとだからこそ感じる喜びと幸せを
忘れないで
信じつづけて
ああ なんて気持ちのいい青空なんでしょう
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