詩が生まれてくるとき

2019年発行PHP 6月号にドリアン助川さんの記事がありました。

3年間のニューヨーク生活の後、40歳で帰国するも、なかなか仕事がうまくいかずギリギリの生活。
精神的にも肉体的にも落ち込んだけれど、なんとかやっていけたのは
「人間以外の命に語りかける心を持ち合わせていたからかもしれない」と語られています。
落ち込む度に多摩川の土手を歩き、草花や鳥に話しかけていると、ある時、河原一面に咲くコスモスが
「あなたは人間社会では失敗しちゃったかもしれないけれど、大丈夫ですよ。ひとつの生命として、私たちとつながりましょう」とささやいてくれたように感じたのだそうです。
そして、そこから、視野が人間社会にとらわれなくなり、世界とつながる命を感じるようになり、つながりあった命たちと『あん』のような幾つかの作品を生み出すことができたと書かれていました。

私にも、歩いていてふと目にする草花や木が、景色の中からパッと飛び出して見えてくる時があります。
そういう時は、だいたい何かメッセージが届けられているような気がします。
忙しく頭を働かせている時は何も聴こえてきません。
でも、すーっと体の力を抜いて、そーっと心をすましていくと・・・✨
そうやって届けられたものが、私を通り抜けた時、。まみつぶ 。⚪︎。の詩と写真が生まれます。
いろんなものと仲良くなって、できるだけ枠や垣根を取り払って、広い世界を生きていきたいと思います。

。まみつぶ 。⚪︎。

いいこと いつでも いっこでも 空 雲 風 月 星 木 花 子ども ・・・ 天を舞う光の粒々からのメッセージ ワタシはそれを 言葉にして、音にして、宙に放つ しあわせも よろこびも いつでも あなたの周りに溢れている

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