色不異空 空不異色

深夜2時か3時か
悲しい泣き声に目が覚めました
さめざめと いつまでも
泣き止まないのでした
ひと月が経とうとして
急にこちらに残してきた人を想い
悲しさが込み上げてきたというのでしょうか
それは天からの あの方の
あふれるかなしみの涙でした

大丈夫です
なんとか やってまいります
どうにか やっておりますから
奥様にだけ 生きる力をお授けください
奥様に ちいさなよろこびを見つけ
ほっとするひと時を お授けください

大地にふかく染み込んだかなしみの涙は
やがてやさしさに還元され
とぼとぼと ひとり俯き歩く人を
そっと包んでくれるだろう
地上のすべての人のかなしみが癒されて
また一歩踏み出す力を得られますように

雨の季節の紫陽花が
こんなにもはかなくも美しいのは
人々のかなしみの涙を受け止め
愛に還元して咲かせているから

かなしい雨音はやさしい雨音でもありました
雨が降りつづきます

。まみつぶ 。⚪︎。

いいこと いつでも いっこでも 空 雲 風 月 星 木 花 子ども ・・・ 天を舞う光の粒々からのメッセージ ワタシはそれを 言葉にして、音にして、宙に放つ しあわせも よろこびも いつでも あなたの周りに溢れている

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