消えてゆく…消さない…消えない

煙突から
燃焼の煙が上がる日は
もうない

ガラガラと引いて開けるガラス戸
几帳面に並んだ四角い下駄箱
もう二度と開かない・・・
五月には菖蒲湯
冬至には柚子湯のポスター
もう掲げられることはない
やがて、
この建物も煙突も壊されて
更地になってしまうのか

煙突から煙が消えた
そして、
町から
記憶から
煙突も
銭湯という文化も
消えてゆく
のか……

。まみつぶ 。⚪︎。

いいこと いつでも いっこでも 空 雲 風 月 星 木 花 子ども ・・・ 天を舞う光の粒々からのメッセージ ワタシはそれを 言葉にして、音にして、宙に放つ しあわせも よろこびも いつでも あなたの周りに溢れている

0コメント

  • 1000 / 1000