わずか1分にも満たない時間
重たくのしかかっていた雲がちぎれて
明るく空が広がり出した
重たい雲の上には
粉雪が待っているかのような
軽やかな雲が散っていて
早起きさんが箒で掃いたような跡があって
それぞれが金色に輝いている
ああなんて今日も美しい空なんだろう
もっと驚くのは
この大きな美しい空よりも
私たちのこころは広く深いのだということ
駅までの道を歩きながら
どうしても立ち止まって写したくなって
道路脇の駐車場へ
改めて空を見上げる
わずか1分にも満たない時間が
無限の美の世界へと魂を誘う
そう
めざす方向はこっち
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